素数の逆数の和
は発散する.
次にのときののテイラー展開
を考えると
になる.
ゼータ関数はで絶対収束するので
とすることができて
と総和の分割をし
とする.
次に左辺の
がどのような値になるかを考える.
絶対収束の仮定よりで考えてたので
ここで
なので
になる.
と比較すると
ここでとするとなので
になる.
どのくらいの発散の仕方をするかというと,オイラーは
と表記している.
表記の通り発散速度はめちゃくちゃ遅く,今発見されている素数全てで計算を行っても4程度にしかならないらしい.