オイラーのゼータ関数論
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をボケーッと見てなんとなくってノリで色々遊んだメモとして.
絶対ゼータあたりで読むのストップしてます.とりあえずゆっくり読んでいこうかなと思ってます
基本的には
の式変形をメインにしたやつをば.
以降すべての素数にわたる積を素数を用いてと表記する.
2
次のネタとしては,は実部がのときに絶対収束するので
から
を引いてみる.
になるのでのテイラー展開を比較して
になる. まぁここらへんは別にいいや.
ついでに
と変形してみて
としてみる.
右辺はというと,と置換してみると
になるので,この計算ルートでもが得られる.
正直なんとなく触ってたらあんま面白みのない式になっちゃってしょんぼりだった(ぉぃ
ちなみにこの極限の式自体はの積分との比較で得られる.
3
次にゼータ関数から少し離れて
という式について考えてみる.これはディリクレのL関数っていう名前がついている.
ここではとなる関数で,
- は整数を正整数で割った余りにより定まる
- がと互いに素でない場合は
という要素を満たす関数とする.
の乗法に関する群についてと準同型写像とし,
と互いに素でない場合は0にすることでについて考えることができる.
ちなみにをという流れで考えることができる.
このをディリクレ指標と言うらしい.
例えばの時,任意のにおいてになる.
この場合
になる.
の時,これはが偶数なら,奇数ならになる.
になる.
ちなみにこれは
から
を引くと
になる.
の時,これは,はよりになる.
のとき
になる.これはのときと同様にして
になる.
の時,これは,,になるので
のとき
の時は
になる.
ちなみにの時ライプニッツ級数
になるので,になる.
次にゼータ関数のオイラー積
について,これはの時
という展開を考えると自然に考えることができる.
同様に
という式変形もわかりやすい.
言われたらわかりやすいけど正直を準同型にすることでこの形にできるじゃんって考えた人ヘンタイだなって思う.
これをの時に考えた時,とすると
になる.
これで
が得られる.
書き下すと
になる.
結構カオス.
ディリクレL関数は最近ちょっと触り始めたから勉強中って感じです.
親しみ持つために遊んでみた感じです.
何かしら面白いネタがあったらまたブログ更新しようかなと思います.